こんにゃくは、食品衛生法上、食品の扱いになっていません。
おそらく国内唯一の「物体」だろうと思われます。
理由は、「石灰水(次項参照)」の中では微生物は繁殖しないと言う定説のためです。
微生物が繁殖しないと言う、いつまでも腐敗しない・しにくい物質は食品として規制する必要が無いのだろうと理解しています。
事実、少し前まで、八百屋の店先で、イットカンに石灰水につけてある、こんにゃくを目にすることができました。
夏でも冷蔵庫入れてなかったと記憶しています。石灰 恐るべし!です。
石灰は、石灰石や貝殻等を焼いて作られていますので、
化学合成保存料とは全く違う、天然物ですから食品に使用しても何の問題もありません。
しかし、強アルカリ剤のため食品に添加した場合、食品素材のうまみや味や風味が消えてしまい、
石灰独特の嫌味や臭い出てきてしまうので、私は使用したくありません。
【 雑 記 】
水災害・地震・津波・(最近では、こうてい疫で処分された家畜)があると、
消防や自衛隊が 消毒・殺菌のためのアルカリ製剤として石灰をまいているニュース映像が流れます。
微生物・細菌の発生や感染予防のためです。
同じ製剤を、こんにゃくにも使用するのは、抵抗があります。
水道水・プールの塩素殺菌(カルキ)も同様に疑問です。
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